カルタゴ キッチン・ノヴァ
店を閉めてしまったというウワサきいたのは、去年の秋だったか。
オーナーシェフのラザールさんがチュニジアに帰ったのではないか、あるいは、オリーブオイル販売業のほうに専念するためにレストランを閉めたのではないかといったようなウワサがでてきてたのだが、西天満に移転して営業していることを、アッサリとネットで見つけてしまった。
これは行ってみなければということで、日曜休業のバルマルエスパーニャのカマレリ、カマレラのモリタくんとハヤカワさんをひきつれて、先の日曜の夜にでかけてみた。

三品とった前菜のまず最初は、メシュウィーヤー。
焼いたピーマンをとうがらしといっしょにペーストにしたもののを冷製にしたサラダ。
取り分けはじめたときに撮影忘れに気がついてこういった画像に。

以前行った時の画像だが、取り分け前はこんなカンジ。

つづいてブリック。
チュニジアの春巻といったもんか。餡はジャガイモとチーズのペーストにシーフード。皮のパリパリ感が楽しい。

マフシ。ラムひき肉とチーズのナス詰めオーブン焼き。
ナス料理、ひき肉料理の好きな日本人のためにあるのではというような一品。
ワインは、チュニジア産のロゼと白でいってみた。

ロゼはグリ・ドゥ・ハマメット(Gris De Hammamet)という銘柄のものを。

白は、シャルドネにするか、ミュスカ(マスカット)にするか迷ったところだが、モリタくんの「マスカットでいきましょう」との意見を採用。ミュスカ・セ・デ・ケリビア(MUSCAT SEC DE KELIBIA)にした。
メインはシチューとパスタで。

シャクシュカ。シーフードと野菜のチュニジアン・シチュー。
しっかり煮込まれた、たっぷり野菜がウマい。

クスクス。肉(ラム)と魚の二種類があるので、今回は魚で。
おそらくは最小であろう粒状のパスタであるクスクス、歴史も古く、広く地中海文化圏全域で食されている。食感は米飯ににてないわけでもない。こちらのメニューのように肉か魚のシチューにしっかり混ぜて食べたり、スープにひたしたりかけたりして食べる。汁かけメシ、まぜごはんが好きな日本人にあうのは当然。

酒呑み三人、食ったあとは食後酒。
透明なほうは、ブッハといういちじくのリキュール。色付きのほうは名前を忘れたが、ハーブリキュール。ブッハのほうは、焼酎といったカンジで意外とスッキリ。ハーブリキュールのほうは少し甘味がある。香りの中心となっているのはタイムか。どっちも40度前後だがスッキリと飲みやすい。
チュニジアといえば、日本人にとっては、砂漠のイメージが強いのではないかと思うが、実は農産物に恵まれた国であり、目の前の地中海も海の幸をもたらしてくれる。
そんな土地で、世界三大料理のうちのふたつ、オスマン料理とフランス料理の影響もうけてつくられたチュニジア料理は正直ウマい!!

店内はこんなカンジ。ボクは、緋色のテーブルクロスと、このカベのモザイク画が気に入った。
あいかわらず関西弁バリバリで、人懐っこく陽気なラザールさんによると、お店を今の場所に移したのは、以前の4ビル地下のような内部テナントだと、営業時間などにいろいろ制約がつくからだとのこと。こちらの料理は、あわてずゆっくり楽しむべきものなので、移転してよかったにちがいない。
3月21日の金曜には、あのJUNさんのベリーダンスショーがあるらしいよ。
Tunisian restaurant
Carthago Kitchen
チュニジアン・レストラン カルタゴキッチン
http://www.carthago-kitchen.com/
大阪市北区西天満6−6−6−1F
TEL: 06-6364-1665
FAX: 06-6364-1675
営業時間 17:30〜24:00(L.O.23:00)
月曜定休
エントリタイトルは、カルタゴがスペインに設けた植民都市カルタゴ・ノヴァ(新カルタゴ)を洒落てみたった。
カルタゴ・ノヴァの名は、転訛して現在ではカルタヘナとなっている。
カルタゴ食らうべし。
ランチのセットメニューでも、ア・ラ・カルトのいずれでも対応できるとのことなので、ア・ラ・カルトでいってみることにした。

メシュウィーヤ(焼きピーマンとトウガラシのサラダ)
焼きピーマンとトウガラシをペーストにした冷製の一品。ツナをのせ、トマトを添えてサラダとして食べる。

ブリック。
チュニジア風春巻き。餡はジャガイモと玉子がメイン。
トウガラシとトマトの風味が特徴といわれるチュニジア料理のうちでは、ふんわりとした味わいのメニュー。

ハリッサ。
チュニジア料理に必須のトウガラシペースト。料理の味付けだけではなく、パンに塗って食べたりもする。

お店で焼いてるミニバケット。
ホカホカの状態で出てくる。チュニジアは、フランス領であったこともあるので、パンやワインがおいしい。もっとも、ワインについていえば。カルタゴの時代から作られていたから、フランスワインより、ずっと歴史は古いんだけどな。

チュニジアンパスタ。
フッジリのように見えるが、イルソーレの料理人二人によるとフッジリよりおおきいとのこと。ソースは、ラムかマトンの薄切りと野菜のトマトソース。

シャクシュカ。
たっぷりの野菜をしっかり煮込んだチュニジアのシチュー。食べるときは、真ん中に落としてある生玉子をくずして。

クスクス。
北アフリカを中心とした地中海地方定番の粒パスタクスクスに、ラムのオニクと野菜がゴロっとしたシチューを添えて。
メニューには、シャクシュカとクスクス、パスタはそこそこ以上に辛いよとの表示があるの
だが、ボクはさらにハリッサを加えて食べた。
六人とも酒飲みなので、最初の一杯は、生ビールで乾杯。
そのあと、料理といっしょに、ロゼのグリ・ドゥ・ハマメット(Gris De Hammamet)、白のシャルドネ・ブラン(Chardonait Blanc)、赤のシャトー・モルナグ(Chateau Mornag)の、三本のワインをあけた。ワインの写真を撮らなかったのは失態。
こちらのお店は、料理がゆっくりとしたペースで出てくるので、ランチにしても、ディナーにしても、早メシなんて考えず、ゆっくりゆったり楽しむつもりでいってほしい。
オーナーシェフのラザールさんも、日本語と関西弁がほとんどネイティブに喋れて、その上人懐っこくて楽しい。
ランチタイムのオーダーストップは、14時で、14時半クローズのはずなのに、居心地よくて15時すぎまで居すわっちゃったよ。
チュニジア料理は、オスマン料理とフランス料理の影響を受けているのですごく美味しい。
このエントリ書いてるあいだにも、また食べたくなってきたほどである。
カルタゴ食らうべし。
Tunisian restaurant Carthago Kitchen
チュニジアン・レストラン カルタゴキッチン
〒530-0001 大阪市北区梅田1−11−4 大阪駅前第4ビルB1
Tel:06-6341-0048
Fax:06-6341-0401
営業時間
LUNCH 11:30〜14:30(14:00 L.O) <土日祝>
DINNER 17:30〜22:30(21:30 L.O)<火〜日>
定休日:月曜


