サンドウィッチと味ごはん

ホブス・ビゼイト(Hobz biz-zejt:オリーブオイルパン)と呼ばれる、マルタ独特のサンドウィッチ。
マルタから、姉妹島のゴゾへ遠足にいったときに、運転手役のトニーさんが、間食用に持ってきてくれたので、フェリーの中でいただいた。トニーさんの地元、マルタ南部ビルゼブジャのアーサー&サンズ・ベーカリーで購入したもの。タマネギとニンニクがきいててウマい。

アラビア語とおなじくホブスと呼ばれるマルタのパンをスライスして、内側にオリーブオイルとトマトペーストを塗っただけというのが本来のスタイルだったようだが、さらに、そこへ、トマト、豆、玉ネギ、キャベツ、レタス、ツナなどからなるサラダをはさんだものが、最近は主流のようす。
オープンのものを「マルティーズ・ブルスケッタ」と称して供する店もある。それがために、ボク自身、ホブス・ビゼイトとはブルスケッタのことだと、長い間カンちがいしていた。
ゴゾへの遠足へさきだつ前日の月曜。
午前中はESEのウェルカム・ミーティング(入学式)と本校舎施設を見学。午後からはトニーさんといっしょにお墓参りということで、正午ちょっと前にピックアップしてもらう。
助手席にすわってすぐに、まず昼飯にしようぜとトニーさんに提案。賛意が得られたので、フロリアナのロリーズのサンドウィッチにしようというと「いい選択だ」との返答。

ロリーズは、首都ヴァレッタに隣接する官庁オフィス街フロリアナにあるスナックスタンド。近くのバスターミナルから、運転手や車掌なんかが、昼食をとりにきたりする。

ソーセージ、ベーコン、玉子の「全種盛り」いっといた。
イートインにすると、例のマルタの流儀でチップスが大量についてくる。

テーブルにそなえつけのソースとケチャップをたっぷりいくがよい。

トップバンズを閉じて、かぶりつく前に断面を撮影。

このスタンドでは、ライスサラダもおいしい。
サラダといっても酢メシではなくて、炊き上がったごはんに刻んだトマト、オリーブ、タマネギを混ぜ込んで塩で味付けし、ツナをのせてある。何度も書いたし、これからも何度も書くだろうが、マルタの米料理は、みな日本人にあう炊き上がりになっている。イタ公は「アルデンテでない」と言うだろうが。
マルタでは、どんな小さな街にでも、一軒は、こういった美味しくてボリュームのあるサンドウィッチを出すベーカリーやスナックスタンド、ペストリアがある。円安のこのときですら、ロリーズの全種盛りで値段が300円しない。
マルタでもマクドやバーキンの数は増えたが、そういうの使うのは、もっぱら観光客である。
Lollies Snack Bar
Triq Sant.Anna, Floriana,
MALTA
(合衆国大使館からSant.Anna通りをはさんで斜め前)

