寒の土用の丑の日
そして、本日、1月26日が、今シーズンの寒の土用丑。
だからといって、このまま単にウナギを食べるというのは、イマイチ突っ込みが足りないカンジなので、同じウナギ科でもアナゴのほうを安芸宮島まで食べにいくことにした。
ウチを出て、から、新大阪駅までは、いつもの通勤ルートとおなじ。新大阪からは、ひかりレールスター453號に乗る。

JR西日本区間の新大阪〜博多で運行されるこの列車には、グリーン車の設定がない。そのかわり、全車両の座席配列が2列+2列で、ゆったりすわれる。

各車両、最前列と最後列の計8席には、コンセントと大型テーブルの設けられている「ビジネスシート」となっている。

当然ビジネスシート予約で。

大型テーブルを展開すると楽々iBOOKが乗る。
東京〜大阪の旅客輸送は、新幹線のほうが航空機よりも強いが、大阪〜博多は、ともすれば航空機に新幹線は押され気味になる。そこで満足度の高さで、乗客をより多く定着させようということで運行がはじまったのが、ひかりレールスター。
広島から普通電車に乗り継いでJR宮島口駅へ。乗車券は広島市内までなので運賃の清算をするが、精算機ではPitapaが使えた。なかなかやってくれるやないか、JR西日本と関西私鉄グループ。
改札をぬけると、いきなりあなごめしの匂いが漂っている(笑

目指すお店は、駅前の交差点の角にある「あなごめし うえの」。
お店ののれんをくぐると、まだ11時 20分だというのに、満席で、長く待ってもらうことになるとのこと。どれぐらい待つかと訊ねると
「30分程度かかるかも」との仲居さんの返答。これ目的で来ているのやさかい、30分程度なら、待つうちにはいらんわいと待ち時間を承諾。うえのが隣で経営し、つづきになっている料亭「他人吉(たにきち)」の1階部分の待ち合い座敷のあがりみたいなところへ通される。実際、30分も待たされることなく、席へ案内される。おすすめであるあなごの白焼きと、あなごめしのふつうサイズを注文。

まずは、白焼き。
好みでつけるよう、ワサビと岩塩が添えられている。まずはなにもつけずに一切れ目を食べてみる。
タレで軽く風味がつけられているので、これでもじゅうぶんおいしい。

つづいてワサビをのせて食べてみる。
これは、ウナギの蒲焼きや白焼きにワサビをのせるのと同じで、タレの甘辛香ばしい風味にアクセントがついておいしい。さらに岩塩を試す。悪くはないが、特にほしいとも思えない。個人的にはやっぱりワサビ添えがいい。
ほどなく、あなごめしが運ばれてくる。

「ふつう」でオーダーしたのに、えっ、こんなにデカいの?ってカンジの器でやってきた。
あなごの味付けは、白焼きよりちょっとタレを強めにした程度。
脂は主張しすぎない程度にしっかり乗っていて、身の質感は、ウナギをちょっと固くしっかりさせたカンジか。握り寿司のばあい、あなごはトロっととろける食感のものがよいが、あなごめしやあなご丼の場合は、こちらのようなしっかりしたもののほうがよいかと。ごはんにも、タレは控えめにまぶしてあって、ところどころに白い部分がのこっているように見えるほどである。

が、これゆえに、けっこう量があったけど、最後まで飽きることなく全部食べることができた。
混んでいたので、当然相席となるのだが、ボクの相席となったのは、なかなかのイケメン好青年だった。
札幌から出張で広島にきて、本日フリーなので、広島界隈をまわっているとのこと。
この研修医ドクター・タナカとは、たちまちうちとけて、楽しく会話できたので、料理を待つあいだも退屈を前菜とすることはなかった。
ドクターは、朝イチに宮島に渡り、厳島神社を参拝し、宮島口に戻ってから「界隈で『あなごめし』ってよくみかけるけど、どこがウマいの」と訊いて、このうえのに至ったとのこと。
ドクターから「厳島神社くらいならラクにまわれる」とのハナシをきいて、このあと予定している宮島見物に意を強くするのであった。
【つづく】
あなごめし うえの
広島県廿日市市宮島口1-5-11
TEL:0829-56-0006(予約不可)
無休

