そして、レッスンにも参加してみた - ESE Malta Lesson 6 -
【Lesson 5 からのつづき】
いよいよレッスンに参加である。
8月2日の9時から10時半まで、1限だけだが、レッスンに参加することになった。

(画像提供ESE Malta:本文とはカンケイありまへん)
8時50分、ESEマーケティングオフィスにいき、ミタムラさんに教室へ案内され、先生か誰かが来るまでここでまっててねと、放置プレイを食らう。
放置プレイかと思ったら、ほどなく、アングロサクソン系の男の子と女の子が登場。男の子のほうが、少々胡散臭げなカオでこちらを見る。
やあ、オラはこの1レッスンにオブザーバーとして授業に参加する者だ。メイド・イン・ジャパンさ。
と自己紹介すると、ああそうかい、オレたちはドイツからだ。と応えて、あとは気にするふうでもなく。
前日に教務部より、サンドラ先生のクラスと告げられていたのだが、゛授業開始5分ほど前にそのサンドラ先生が到着。典型的なマルタのキャリアレディタイプ。たぶんローティーンぐらいのお子さんが居るのではないでろうか。
センセー、お話聞いてるとおもいますが、ボク、この授業のオブザーブにきたマコトです。
「はいはい、聞いてるわよ。レッスンには参加する?それとも見学だけ?」
せっかくなので参加します。テキストを持っていませんがいいですか?
「テキストは毎回こちらから貸与することになっているので大丈夫よ」
遅刻者が何名かいるが、レッスンは時間きっちり9時にスタート。
「このレッスンには特別にエクストラの参加者がいます」とセンセに紹介され、自己紹介をうながされる。名前、日本生まれの日本育ちであること、この場に居るいきさつを言って、さらに、歳は39であるというと、おおっとおどろきの声があがる。
それから、レギュラーメンバーの面々が自己紹介をかえしてくた。それぞれの出身国の言葉をボクがわかる場合は、それで合いの手をいれたりしてたのだが、そのたびにサンドラセンセーの、口角が下がって、眉がつりあがる。なんでなのかは、この後すぐにわかる。
ひととおりの自己紹介が終わり、授業が進行中のところへ、アングロサクソン系の女の子が二人遅刻してはいってきた。ほどなくドイツ人とわかる。ドイツ人でも遅刻するんやwwww
このクラスの構成は、ドイツ人4名、スペイン人2名、チェコ人2名、スロバキア人1名、そして日本人であるボク1名の10名ということになるな。ひゃー、アジア系はボク独り、センセーもむふくめて、あとは全部欧州系、しかもEU加盟国の人間ばっかりやんけ。イタ人とロシア人が混ざらないのは珍しいな。
ドイツ人たちが、このクラスではマジョリティとなるわけだが、彼らの言葉は、英語とは親戚みたいなもので、聞き取りなどは余裕。ゆえに時々ダレて、ついドイツ語でおしゃべりをしてしまう。
そこへ「今は英語のレッスン中です。ドイツ語は話さないこと」というセンセーからのおしかりがすかさず来る。
ボクが他の学生の自己紹介のおり、その学生の出身地の言葉で合いの手いれたのに、センセがいいカオしなかったのは、こういう理由があったのね。
授業の前半は、教材をヒアリングして、テキストの設問に答えていくというもの。
いや、こう書くと簡単そうだが、センセのインストラクション、会話、教材の音声、テキストの文は全て英語だから、なかなかにタフ。
つづいて、スモールトークをつくりあげる形の学習がおこなわれた。
二人一組になって、先生のいうシチュエーションでの会話をつくりあげていくのである。
お題は「車内か機内でたまたま席が隣になった」「その人と偶然休暇先で遭った」「その後日、片方がもう片方の職場(学校)を訪ねてきた」の三つ。
この課題は、遅刻組の片割れのほうのドイツ娘とバディを組む事に。ちなみに、名前はモニカちゃん、すっげー美人で19歳の女子大生とのこと。
このコ若いからか、ハナシをまとめるというか落とすといったことがいまひとつ出来ないようで、ほっとくとどんどんと会話を重ねていく。スモールトークがグランドトークになりかねないので、ボクが落しどころを定めては話をまとめていくカタチになった。
バディごとに順番に発表ということになり、われわれは、「その人と偶然バカンス先で遭った」のシチュエーションを発表ということに。しかして、モニカちゃん、さっき組み立てて書き取ったスモールトークとちがい、アドリブでどんどん話を展開する。ついうっかり「誰がアドリブコントをやるっつったかオラー(# ゚Д゚)」とつい日本語でいってしまう。
なんとか収拾をつけだが、サンドラ先生に「マコト氏は、色々と面白くて役に立つ表現を使っていたわね。皆も使ってみるといいわよ」ほめられた。
こんなカンジで、なかなか楽しく進んだので、1時間半の一限目はあっというまに終わった。先生も、学生のみんなも朗らかで友好的なのもとてもよかった。おなごりおしいけど、センセと学生のみんなとは、一旦ここでお別れ。
ボクの感覚では、二週間の留学滞在で、英会話の初心者でも、かなりの力と、自信がつくのではないかなと思う。心構え次第では、一ヵ月で、かなりモノにできるようになるかもね。
楽しかっとはいえ、何もかもが英語漬けで、アタマも気もつかうから、一週間やったら、3キログラムはウェイト落ちるぞ。
マルタについて、いままでは、遺史跡や、くいもんばっかりに目がいってて、留学にはなかなか目が向かなかったけど、時間に余裕があって、アコモが快適ならば、これはこれで、かなり楽しい滞在のしかただと思う。「学生」ゆえに色々と得することもあるしね。
【つづく】
いよいよレッスンに参加である。
8月2日の9時から10時半まで、1限だけだが、レッスンに参加することになった。

(画像提供ESE Malta:本文とはカンケイありまへん)
8時50分、ESEマーケティングオフィスにいき、ミタムラさんに教室へ案内され、先生か誰かが来るまでここでまっててねと、放置プレイを食らう。
放置プレイかと思ったら、ほどなく、アングロサクソン系の男の子と女の子が登場。男の子のほうが、少々胡散臭げなカオでこちらを見る。
やあ、オラはこの1レッスンにオブザーバーとして授業に参加する者だ。メイド・イン・ジャパンさ。
と自己紹介すると、ああそうかい、オレたちはドイツからだ。と応えて、あとは気にするふうでもなく。
前日に教務部より、サンドラ先生のクラスと告げられていたのだが、゛授業開始5分ほど前にそのサンドラ先生が到着。典型的なマルタのキャリアレディタイプ。たぶんローティーンぐらいのお子さんが居るのではないでろうか。
センセー、お話聞いてるとおもいますが、ボク、この授業のオブザーブにきたマコトです。
「はいはい、聞いてるわよ。レッスンには参加する?それとも見学だけ?」
せっかくなので参加します。テキストを持っていませんがいいですか?
「テキストは毎回こちらから貸与することになっているので大丈夫よ」
遅刻者が何名かいるが、レッスンは時間きっちり9時にスタート。
「このレッスンには特別にエクストラの参加者がいます」とセンセに紹介され、自己紹介をうながされる。名前、日本生まれの日本育ちであること、この場に居るいきさつを言って、さらに、歳は39であるというと、おおっとおどろきの声があがる。
それから、レギュラーメンバーの面々が自己紹介をかえしてくた。それぞれの出身国の言葉をボクがわかる場合は、それで合いの手をいれたりしてたのだが、そのたびにサンドラセンセーの、口角が下がって、眉がつりあがる。なんでなのかは、この後すぐにわかる。
ひととおりの自己紹介が終わり、授業が進行中のところへ、アングロサクソン系の女の子が二人遅刻してはいってきた。ほどなくドイツ人とわかる。ドイツ人でも遅刻するんやwwww
このクラスの構成は、ドイツ人4名、スペイン人2名、チェコ人2名、スロバキア人1名、そして日本人であるボク1名の10名ということになるな。ひゃー、アジア系はボク独り、センセーもむふくめて、あとは全部欧州系、しかもEU加盟国の人間ばっかりやんけ。イタ人とロシア人が混ざらないのは珍しいな。
ドイツ人たちが、このクラスではマジョリティとなるわけだが、彼らの言葉は、英語とは親戚みたいなもので、聞き取りなどは余裕。ゆえに時々ダレて、ついドイツ語でおしゃべりをしてしまう。
そこへ「今は英語のレッスン中です。ドイツ語は話さないこと」というセンセーからのおしかりがすかさず来る。
ボクが他の学生の自己紹介のおり、その学生の出身地の言葉で合いの手いれたのに、センセがいいカオしなかったのは、こういう理由があったのね。
授業の前半は、教材をヒアリングして、テキストの設問に答えていくというもの。
いや、こう書くと簡単そうだが、センセのインストラクション、会話、教材の音声、テキストの文は全て英語だから、なかなかにタフ。
つづいて、スモールトークをつくりあげる形の学習がおこなわれた。
二人一組になって、先生のいうシチュエーションでの会話をつくりあげていくのである。
お題は「車内か機内でたまたま席が隣になった」「その人と偶然休暇先で遭った」「その後日、片方がもう片方の職場(学校)を訪ねてきた」の三つ。
この課題は、遅刻組の片割れのほうのドイツ娘とバディを組む事に。ちなみに、名前はモニカちゃん、すっげー美人で19歳の女子大生とのこと。
このコ若いからか、ハナシをまとめるというか落とすといったことがいまひとつ出来ないようで、ほっとくとどんどんと会話を重ねていく。スモールトークがグランドトークになりかねないので、ボクが落しどころを定めては話をまとめていくカタチになった。
バディごとに順番に発表ということになり、われわれは、「その人と偶然バカンス先で遭った」のシチュエーションを発表ということに。しかして、モニカちゃん、さっき組み立てて書き取ったスモールトークとちがい、アドリブでどんどん話を展開する。ついうっかり「誰がアドリブコントをやるっつったかオラー(# ゚Д゚)」とつい日本語でいってしまう。
なんとか収拾をつけだが、サンドラ先生に「マコト氏は、色々と面白くて役に立つ表現を使っていたわね。皆も使ってみるといいわよ」ほめられた。
こんなカンジで、なかなか楽しく進んだので、1時間半の一限目はあっというまに終わった。先生も、学生のみんなも朗らかで友好的なのもとてもよかった。おなごりおしいけど、センセと学生のみんなとは、一旦ここでお別れ。
ボクの感覚では、二週間の留学滞在で、英会話の初心者でも、かなりの力と、自信がつくのではないかなと思う。心構え次第では、一ヵ月で、かなりモノにできるようになるかもね。
楽しかっとはいえ、何もかもが英語漬けで、アタマも気もつかうから、一週間やったら、3キログラムはウェイト落ちるぞ。
マルタについて、いままでは、遺史跡や、くいもんばっかりに目がいってて、留学にはなかなか目が向かなかったけど、時間に余裕があって、アコモが快適ならば、これはこれで、かなり楽しい滞在のしかただと思う。「学生」ゆえに色々と得することもあるしね。
【つづく】
コメントの投稿
なつかしの
授業もうけたのですね。
私も午前のクラスも午後のクラスもアジア系の生徒は居ませんでした。
文法はともかく音読、会話は大変でしたが、
「日本ではどうなの?」と何度も話題を振られ勉強になりました。
午後のクラスはテキストを使わずプリントと会話中心で、それもよかったです。
アダルトクラスと言っても現役学生と一緒で、話題に困ることもありましたが。。。
私も午前のクラスも午後のクラスもアジア系の生徒は居ませんでした。
文法はともかく音読、会話は大変でしたが、
「日本ではどうなの?」と何度も話題を振られ勉強になりました。
午後のクラスはテキストを使わずプリントと会話中心で、それもよかったです。
アダルトクラスと言っても現役学生と一緒で、話題に困ることもありましたが。。。
2007-11-10 22:43 :
せいこ URL :
編集
せいこさん;
本文中のとおり、ボクの場合、スモールトークレッスンのバディが、19歳の小娘だったので、経験値で押さえ込んでやりましたw
本文中のとおり、ボクの場合、スモールトークレッスンのバディが、19歳の小娘だったので、経験値で押さえ込んでやりましたw
2007-11-11 12:36 :
まこり~の URL :
編集
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