海難1890 - Ertuğrul 1890 / 125 YEARS MEMORY -

日本とトルコの友好125周年記念プロジェクトとして制作された映画「海難1890」を、本日、高槻のアレックスシネマで観て来た。

この映画をこれから観に行く方々にまず言っておく。
映画本編が終わって、エンドロールが流れても、席を立たないように。エンドロールの途中から、現在の串本の様子の映像が流れ、エンドロールが終わったら、エルドアン・トルコ共和国大統領閣下のメッセージが上映される。
 
映画本筋のハナシをすると、知る人ぞ知る1890年の和歌山県串本沖でのトルコ軍艦エルトゥールル号遭難事件と、1985年のイラン・イラク戦争勃発時にエルトゥールル号救難の恩義に報いんとトルコ救難機が日本人を乗せてくれた関連を物語としている。
プロットのアレンジはありきたりと言えなくもないが、劇中で度々使われる「真心」という言葉と、自らを顧みずにまさに命懸けで救難に奔走する串本の人々の姿が、あらためて我々日本人が本来持っているよき資質性質を思いおこさせる。そして串本の人たち、テヘランで日本人に救難機の席を譲ったトルコの人たちのように、「真心」をもって生きて来たか、これから生きて行けるか、オノレのことを省みさせる内容だった。
本日1回目の上映だったからか、館内はかなり空いてたし、観覧者は年配の方が多いカンジ。若い人らにもっと観てほしいな。というか、この映画のプロットのような物語は教科書に載せて、学校から児童生徒に、家庭では、親から子に教えるべし。
オープニングのキャプションに「文部省●●推薦」などはなかったが、故郷の人々の「真心」を伝えるために、和歌山県では県立高校全校でこの映画の上映会を行うとのこと。
 
この映画、先日日本で公開となり、今月下旬にトルコで公開となる。できるなら全世界で公開してほしい。こういったことは日本、トルコ両国にとってのプレゼンスとなるから。
 
劇中、1985年のイランにおける危機で忽那汐里演じる春海が叫ぶ
「日本は救援機を飛ばしてくれないのですか!!」「どうして、日本が日本人を助けられないのですか!」
先の安保関連法について「戦争法案」と称したスリカエを言ったり、未だに「安保関連法は日本が戦争をするための法律」とか言うてる阿呆どもよ。一連の安保関連法は、このような危機において、自衛隊をはじめとする日本の機関が、邦人はもとより、トルコ、フィンランド、ポーランド、台湾といった友好国の国民の救出を可能とするための法制度なのだ。
そして、ボーイング747、KC767といった、高性能の輸送機を装備する今の自衛隊にそういったミッションは実施可能である。
  
  
で、まだ終わらないよ。
1985年の危機において、政府、イラン在留邦人、海員組合などの救援機派遣要請をきっぱり断った JALの当時の当事者関係者の皆さんは、この映画を観て、当時の自分たちの対応について「真心」があったと言えるのだろうか。ぜひ訊きたい。
 
 

テーマ : ★おすすめ映画★
ジャンル : 映画

2015-12-13 : Archive : コメント : 0 : トラックバック : 0
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