ウエリントン公とチャーチル

定刻出発した7月23日のエアマルタ100便、タイムテーブルの到着時刻よりも25分早い0920時に、ロンドン・ヒースローにてドアオープンとなった。
昨年は、トランジットの待ち時間が7時間弱程度、ブライ提督の墓に詣でて、空港にほぼトンボ帰りだったが、今年は9時間半あるので、わりと余裕をもって、なにかを観てこれそうである。で、去年同様、人物に因んだものをテーマとして、ウェリントン公とチャーチル関するものを観てくることに。ターミナル3のバゲージレフトでキャリーバッグを預けて身軽になったら、ヒースローエクスプレスで、ロンドン市内へ。パディントン駅で、地下鉄に乗り換えて、ハイドパーク・コーナー駅に。

ウェリントン公
ハイドパーク・コーナー駅地下通路壁面のウェリントン公の肖像。

ウーグモン館
駅構内から、出口にむかって、ワーテルローの戦いの経緯が時系列に描かれている。この壁画は、ウーグモン館の戦闘の様子を描写。

ウェリントン公
地下鉄の駅を出てまず目につくのが、ウェリントン公の騎馬像。
ちなみに、ウェリントンていうのは爵位名で、本人の名前は、アーサー・ウェルズリー。

ウェリントン・アーチ
そして、ウェリントン・アーチ。
これらの他にも、周辺には、戦争関係のモニュメントがいくつか。こうやって見ると、ウェリントン公が、えげれすの南州翁みたいなもんに思えてきた(笑

アプスレイハウス
騎馬像が見つめる北のほう、道路をわたったところに、ウェリントン公のタウンハウスだった「アプスレイハウス」が、イングリッシュヘリテージの管理のもと、ウェリントン博物館として公開されている。

ウェリントン博物館
ちょっと引いてみて。
ウェリントン公自身の絵画、磁器、銀器のコレクションや、デスマスクからとった宿敵ナポレオンの胸像なども展示されている。一時荒れていたこともあるようたが、修復され展示室となっている、アトリエや、ダイニングルームや、ホールなども、そのものが展示物としてすばらしい。内部は撮影禁止なので、そのへんの画像はご容赦を。ゴヤの描いたウェリントン公の騎乗像などもあって、興味深かった。

ウェリントン公の次は、ナポレオン戦争の時代に生まれていれば、ウェリントン公ではなく自分がナポレオンを撃破したのにと、常々嘆いていたチャーチル。大蔵省地下の卿の戦時閣議室を目指す。
地図で見ると、歩いて行けそうな距離。ウェリントン・アーチをくぐって、グリーンパークを南東方向へ歩き、バッキンガム宮殿に至り、少し南に下がってからセント・ジェームズパークの南側、バードケージ通りを東へ歩くと、大蔵省の建物につきあたる。

war room
戦時閣議室の入り口。半地下状態で周辺に積まれた土嚢が、「戦時」の雰囲気づくり。
第二次大戦中に、チャーチルが戦時内閣の閣議を催し、戦争指導を行い、ラジオを通じて国民に呼びかけた、大蔵省地下の壕設備が残されていて、博物館として公開されている。

閣議室
閣議室。
戦争遂行と勝利のための施策が協議された。はっきりいってギュウ詰め感が。

ホットライン
アメリカ大統領への直通電話の置かれた部屋。
F.D.ルーズベルト大統領と電話会談をするチャーチルを模した人形が置かれている。この部屋は、チャーチル個人専用のトイレに偽装されていて、ここに勤めた者のほとんどが、ホントはそういう部屋だということを知らなかった。

チャーチル居室
チャーチルの居室。

マップルーム
マップルーム。
世界中から戦況が届けられ、陸海空軍からの連絡将校が整理検討。

もともとの戦時閣議室ではなかったが、隣接する地下ホールに、チャーチル博物館がつくられ、チャーチルに因んだものが展示されている。
チャーチル博物館
ここで、特に面白かったのはこれ。長テーブル状のディスプレイに、チャーチルが誕生してから、亡くなるまでの年月日が見出し状に表示されている。テーブルのふちの部分に、トラックパッドみたいなのが敷かれてて、これで見たい日付のところへカーソルをうごかし、タップすると、あたかも、自分で見出しからめくったように、その日付の書簡や、新聞記事が表示される。

いくつになっても、男のコにとってこういうヒミツ基地じみたところは、ワクワクするねえ。

ウェリントン博物館(Apsley House)
Apsley House - London W1J 7NT
夏期 11:00~17:00
冬期 11:00~16:00
(最終入館は閉館1時間前)
休館 12月24~26日、元日

[[[ 地図 ]]]

戦時閣議室&チャーチル博物館
Churchill War Rooms & Churchill Museum
King Charles Street
London SW1A 2AQ
09:30~18:00(最終入館は閉館1時間前)
休館 12月24~26日
休館 12月24~26日

[[[ 地図 ]]]

テーマ : 水族館・動物園・美術館・博物館など
ジャンル : 地域情報

2010-08-23 : 博物館・美術館 : Museums : コメント : 0 : トラックバック : 0
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