ボージ・イン・ナドゥール ( Borg in-Nadur )

トニーさんと二人で行動してると、いきあたりばったり的に、事前リサーチもええかげんなまま、マルタでの重要なサイトにいってしまうことがたまにある。
7月22日朝、ビルゼブジャのトニーさんフラットに所用で出かけたあと、昼食はサンジュリアンのゴチでスシじゃーいと、ミツビシ・ランサーが、サンジョージ湾から、国道29号線にのって、北上を始めたところで、ふと思いつきで、ドライバーのトニーさんに声をかける。
「ボージ・イン・ナドゥールって、この近くだったよな。寄れないか?」
ボージインナドゥール近くの路地
要望が明確だったので、トニーさんもすぐに応じてくれ、海から、ヴァレッタ方向に伸びる坂道の途中で路地に入りクルマを停める。ここはまだ行政の面からもビルゼブジャの領域で、トニーさんの地元。トニーさんの先導で、国道を渡り、農道のようなところを下っていく。「ここがボージ・イン・ナドゥール」と、マリア様を祭った小さな二つの祠の前でトニーさん。
なんでも、80年ほど前に、ここでとあるご婦人の前にマリア様が現れたということで、建てられた祠で、トニーさんにとってのボージ・イン・ナドゥールとは、ここのことになるわけだ。ボクの目指しているのは、複合遺跡のボージ・イン・ナドゥールである。祠の前の献金箱に小銭をいれ、マリア様にご挨拶をして、ここから先、再び上りにかわった農道を、「ボージ・イン・ナドゥールこっち」のサインにしたがい「トニーさん、こっちだよ」と進む。今回のような、マルタの遺跡史跡についての情報が、地元民のトニーさんより、ボクのほうが勝っているということがここには詳しくかかない理由でまま起こる。

ボージインナドゥール
ボージ・イン・ナドゥール(Borg in-Nadur)とは、マルタ語で「石積みの高台」という意味。
巨石文明のものと、その後の青銅器文明のものからなる、複合遺跡。巨石文明のそれは、地面に痕跡が残るだけだが、青銅器時代の集落の防壁となった石積みの塀がかなりしっかりした状態で残っている。上の画像、十字架のマウンドの左側にある石の壁がそう。

ボージインナドゥール
マウンドの上からほぼ反対方向を見ると、サンジョージ湾からマルサシロク湾の水面が視界に入る。右手の石壁は、青銅器時代の防壁。
帰国後、資料で確認したところ、この石の壁は、上から見てD字状の環に連なっているとのこと。しかし、事前リサーチがおろそかだったために、そこまでチェックできず。
逆に、事前のリサーチがきっちりしてれば、位置関係から巨石神殿の痕跡を見つけることもできたろうに。

トニーさんが「またコイツは地面を撮影してナニが楽しいんだ」ってカオしてた。
酷暑の中、足元のよくない道を往復登り降りさせてごめんね。トニーさん。

次回はきっちり事前リサーチしたうえで、キッチリとチェックするのでカクゴしておくように(笑
 

テーマ : マルタ共和国
ジャンル : 地域情報

2010-09-08 : マルタ/遺跡・史跡・歴史 : Malta, Heritage : コメント : 0 : トラックバック : 0
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