小屋の台所 − Il-Kcina Tal-Barrakka −

2007年09月09日
【グレンイーグルスバー −Gleneagles Bar−】からのつづき

Sammy_s01サムさんのレストランの名前「イル・クッチーナ・タル・バラッカ(Il-Kcina Tal-Barrakka)」とは「掘っ立て小屋の厨房」という意味のマルタ語。石造りの小屋の中にキッチンをおき、その前のテラスに客席をしつらえた形のお店。
こう書くと、簡素で野趣溢れる店か、あるいは東南アジアの屋台みたいなのを想像される方もいるかと思うが、厨房設備はきちんとしているし、テーブルと椅子は、木目の模様も美しい、しっかりとしたつくりの木製のものを置いている。

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客席たるテラスからは、マルタとゴゾを行き来するフェリーが見えたりする。

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最初に供されるのは、サラダと、オリーブ、パンとガーリックバター。
このガーリックバターは、めちゃウマで、卓についたばかりだというのに、プロフェソールと二人、パンに塗ってワシワシと食べる。これらをアンティパストがわりにしてしまったカンジ。
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飲み物は、ボクはハウスワインの白をハーフボトルサイズで、あと、ワンボトルのミネラルウォーターをプロフェソールとシェア。画像のワインポットは、ワインをグラスに注いだあと、ゴポゴポと音をたてて、いかにも、魚が鳴いているようなカンジになる。
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メインをオーダーするために「今日のペシェ(魚介)を見せて」というと、大皿に載せてもってきてくれる。
うーん、今年もロブスターにフラれたか。ならば、タイ一匹を半身ずつ、プロフェソールとシェアしてグリルしてもらい、エビのグリルも添えてもらうようにオーダーする。
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プリモは「シーフード・スパゲッティ」。
スパゲッティと称しながら、麺はリングイネかと。具は、その日、目の前の漁港であがった魚介を中心にした「ペスカビアンコ」といったところか。この一皿も毎年欠かせない。このときは、マテ貝とアサリ、タコが主に。
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セコンド(メイン)があがってきた。
「一匹の魚をシェアして半分ずつ」ってオーダーをしたつもりなんだが、それぞれに、半身を削いだ鯛が一匹ずつ出てきた。削がれた身はどうなるのかキニナルところだが、なんにせよ。鯛の尾頭付きとはメデタい。「添えて」もらったエビのグリルも、ひょっとしてこっちがメインではと思うくらい大きい。
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当然、ここでも、お約束のジャガと野菜がこちらでは、オーブンでグリルしたジャガと、茹でてから、軽く炒めたインゲンが定番。
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店の名前にもなっている「小屋の厨房」は、こんなカンジ。
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さらに奥に入ることを許してもらって、シェフもいっしょに撮影。
こちらのシェフは女性。背後には、炭火焼のグリル。我々の鯛とエビは、ここで炭火でグリルしてもらったってこと。
シェフのいちばん上の息子さんは14歳になる。この日は、グレンイーグルス・バーの手伝い(アルバイト)をしていた。キミのお母さんの料理はウマい。毎年食べに来てるのだよ。といったら、照れくさそうにはにかんだが、眼は誇らしげに輝いていた。

食事を終えた時点で、21時45分発のフェリーを逃してしまっていたので、ふたたびグレンイーグルス・バーに上がり。23時の便を待つ間「飲み直し」ということに。
ホップリーフとアヒャ酒を飲み、しばらくしてグラスを手に、テラスに出てみると、我々の乗るべきフェリーがすでに岸壁に。
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次はいつまたここに来られるだろうか。「手紙と写真を送るよ」と、トニーさんたちに挨拶して、下の漁港の広場に駐車したプロフェソールの車へと向かうのであった。

Il-Kcina Tal-Barrakka
28, MANOEL DE VILHENA,
MGARR, GOZO,
MALTA
+356-21-556543(Gleneagles Bar)
19:30オープン。月曜休。



去年、イル・クッチーナ・タル・バラッカたべたもの。
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「シーフード・スパゲッティ」。
このときの具は、貝類とイカとドライトマトのオリーブオイル漬。

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バラクーダ(カマス)のグリル、エビのグリル添え。
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