マルタを通してリビアを観る【肆】

マルタ国際空港
マルタ国際空港ターミナルビル。

先日に引き続いて、英国空軍のC130ハーキュリーズ輸送機2機が、リビアの砂漠の中の石油採掘現場より、英国人、マルタ人をはじめとする150人を救出し、マルタ国際空港に運んだ。このミッションに際して、英国軍は、リビアのカダフィ体制側、反体制側のいずれからもサポートを受けていないとのこと。
さらに、英国空軍のCH47チヌーク大形輸送ヘリコプターが、マルタ国際空港に飛来。このヘリコプターは、マルタから、リビアの各地までのあいだを往復できる航続距離を誇り、スピードも速いため、滑走路の使えない場所からの居留民の救出、「最終局面」での救出ミッションや「特殊な」ミッションに使用されると思われる。

悪天候がおさまりつつある中、海路の脱出も粛々と続く。
アメリカ国務省チャーターのマルタ・ヴィルツ社の高速フェリー2隻は、1000人のアメリカ人とマルタ人、その他国籍の脱出者を、グランドハーバーで降ろしたあと、再びトリポリに向かった。なお、この船による脱出者のなかには、日本人十数人も含まれると思われる。
マルタ政府は、在リビアのマルタ人に対して、ふたたびトリポリに着岸したこのフェリーに乗って、リビアから脱出することを勧告している。
英国海軍のフリゲート艦が、250人の英国人をはじめとするベンガジからの脱出者を乗せて、グランドハーバーに到着。

グランドハーバー
昨年夏、たまたま撮った、グランドハーバーに停泊する英海軍のフリゲート艦。

こういう事態が起こったとき国民を守る、救出するのには、やっぱりちゃんとした軍隊が必要だね。
大きな軍隊を持てないマルタの場合は、空港、港湾、軍施設などを、提供することによって、英国をはじめとしたNATO諸国やアメリカに自国民を保護してもらっているというとこか。
 

テーマ : マルタ共和国
ジャンル : 地域情報

2011-02-27 : マルタ/社会・政治 : Malta, Society & Politics : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

Pagetop
« next  ホーム  prev »
タグリスト

Pagetop

プロフィール

まこり~の

Author:まこり~の
中央地中海通信管理者の私、大阪府出身大阪府在住です。
辛いものとお酒がだいすき。
エントリのアップが、週末と週の始めに固まり気味で「週刊化」してますが、どうぞよろしく。

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

FC2カウンター