マルタを通してリビアを観る【捌】

AFMの兵士
NATO諸国と一部アラブ諸国による、リビアに対する軍事行動が始まった。長駆イギリス本土より、戦闘爆撃機がリビア攻撃を行ったほか、今後は、イタリア南部、サルディニア、キプロスなどの軍事基地を拠点に、航空作戦が実施されるようである。
これに先立つこと、かなり以前に、マルタ共和国政府より「リビア情勢が進展しても、マルタを軍事基地化しない」というステートメントが出ていた。それは守られているようである。先のマルタを拠点とした数々のミッションは、居留民救出、人道援助、外交が先立つものであったから、認められたとも。
元の英軍の一大空軍基地であり、長い滑走路と広大な設備を持ち、NATO諸国の軍用機がよく訓練に飛来したとはいえ、管制が民間では本格的な航空軍事作戦には適さない。また、基地とするには、その防衛が必要となるが、マルタ軍だけではこころもとなく、かなりの規模の外国軍が長期駐留することにもなるだろう。これも、マルタ人の心情を考えると現実的ではない。

マルタよりも、南にあるイタリア領の島ランペドゥーサに、リビアからの脱出者と思われる不法移民が舟で漂着。ただでさえ北アフリカの不法移民の漂着が多いだけに、島の住民は怒り狂っているとも報じられる。マルタの住人はこういった事態が、マルタに起こることを憂慮している。いや、ほぼ間違いなくおこるだろう。トリポリ陥落後、報復を恐れて脱出したカダフィ派が、武装難民として百人単位でマルタに押し寄せることも考えられる。備えよマルタ軍。
 
画像は1995年、首都ヴァレッタで撮影したマルタ軍の兵士。

テーマ : マルタ共和国
ジャンル : 地域情報

2011-03-21 : マルタ/社会・政治 : Malta, Society & Politics : コメント : 4 : トラックバック : 0
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トマホーク110発
こんばんは。
今カリフォルニア時間0時40分程ですが、Operation Odyssey Dawn 開始後、110発のトマホーク・クルーズ・ミサイルを撃ち込み、対空砲も間もなくなりを潜め、先程破壊されたリーダーの拠点が放映されました。が、リーダー達の所在は不明だそうです。マルタでは、落ち着かないでしょうね。日本の隣国にこんな事が起こったら。。。と考えさせられる Operation です。
2011-03-21 16:43 : yokoblueplanet URL : 編集
No title
yokoblueplanetさん、
いやー、日本の周辺は問題国だらけでっさかい。
2011-03-21 22:46 : まこり~の URL : 編集
…画像の兵隊さんが持ってるのはカラシニコフみたいデスね。( ̄∀ ̄)
2011-03-23 13:02 : 無印テーマソング URL : 編集
>>無印テーマソングさん
そおです。無印さんの好きなポーランドでも使っているカラシニコフです。
元英領らしく、FN-FALもありますし、対テロ部隊は、HK MP5携行してますよ。
2011-03-23 22:57 : まこり~の URL : 編集
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